DJ-Action(確認訴訟)関連判決



 Medtronic v. Mirowski (Supreme Court: January 22, 2014)
ライセンシーによる確認訴訟:
通常、侵害訴訟において特許権者が侵害の挙証責任を負う。本事件のユニークな点は、実施権が与えられたライセンシーによる確認訴訟(非侵害を主張する確認訴訟”DC Action”)における挙証責任の行方である。即ち、このような確認訴訟において挙証責任は特許権者から被疑侵害者(ライセンシー)にシフトするか否かが争点となった。最高裁判決によると、ライセンシーによるDJアクションにおいても特許権者が侵害の挙証責任を負う。要は特許権者による侵害の主張が曖昧のままで非侵害の反訴をするのは暗中模索の対応となる。